以前もお話した事があるのですが、、
札幌実家の父は、札幌シニア大学の同窓会会長を3年間していました。
していました。と、過去形になっても亡くなった訳ではなく、現在はその中の一つ手稲区シニア大学同窓会の取りまとめをしながら、地区センターで詩吟の先生をしているようです。
札幌シニア大学同窓会と言うのは、札幌に10カ所ある老人大学の卒業生の事で、
ノーベル賞受賞の大学教授等を招いて講師をお願いしたり、年齢を重ねても精力的に活動をしている等の話を聞いています。父は、そんな札幌市のシニアの代表の一人です。
父と話をするときは決まってお酒を飲みながらなので、
翌日はどの様な事を言っていたのかうろ覚えなのですが、多分このような事を言っていたと思います。
年寄りは早く死んでくれと言わんばかりの世の中ではあるけれども、
年金を貰い贅沢ではないが夫婦二人が暮らしていける生活が出来ている。
中古の車、中古の住宅、贅沢はせず、財産は子供達に使い果たし
けれども今その中で生きがいを見つけ生活しています。
「迷惑をかけない生き方を」が口癖です。
この生き方が札幌市のシニアの方々にも支持されているのだと思います。
ふと思い出し数年前の文集を探し開いてみました。
この文面の中に出てきた『冒険』『常に好奇心を持ち参加する心』
シニアの方々にとってもこの気持ちはとても魅力的なものだと思うのです。
明日青森では、シニアではありませんがミドル女性、50代、60代の女性の中より選考された方々のTV撮影があります。オーディションの時から皆さんが綺麗にされて、とても輝いて見えていました。当の本人達よりも私の方が明日の撮影が楽しみになっているのかもしれません。
そのような時、市民参加型モデル事務所なら
誰もが「芸能界」への冒険に胸躍らせる事が出来るのではないか、
もしかすると、芸能を通じ人に役立つことを出来るのではないかとも思うのです。